1988年は私にとっては社会人2年目でしたが、いわゆる下っ端だったので結構忙しく、気が付けば休日も休めない状況でした。そんなわけで日にちだけが過ぎて行きましたが、その後の常総線の旧型気動車が非常に気になり、10月のある日、休日なのに休みを宣言して水海道を訪れました。
1.キハ350形、キハ004+キハ003他 (水海道:1988年10月)
前回の訪問から4ヵ月程経過していましたが、キハ300形、350形は着実に増殖しており、在来車の新塗装化も同じように増えていました。そして現役の旧型車はめっきり減ってしまいました。
2.キハ704廃車の車内 (水海道:1988年8月)
この写真は、水海道の側線に留置されていたキハ704の車内です。貫通扉が開いていたので中をのぞくと、すでに室内灯が外され、床には配管らしきものが・・・。
解体前に、部品取りを行っている最中でした。
3.キハ551廃車の車内 (水海道:1988年8月)
そして、この車両はキハ551です。事故か暴動があった後の様な写真ですが、これも部品取りの最中でした。
先のキハ704も、このキハ551も、元をただせば元国鉄キハ42000系の成れの果てですが、ここまで生き延びたものの虚しい最後です。
4.キハ802 (水海道:1988年10月)
なんとキハ800形まで新塗装になってしまいました。しかし、新塗装になったと言うことは、廃車はなしと言うことです。往年のロマンスカーはそう簡単にはなくなりません。
5.キハ318+キハ317 (水海道:1988年10月)
キハ310形も新塗装車が登場していました。こちらは新塗装も違和感なく、明るいイメージとなり、それなりに田舎っぽさから脱したという感じですが、やはりつまらない車両です。
6.キハ614+キハ613 (水海道:1988年10月)
留置線に 老体のキハ614+キハ613を見つけました。はたして、まだ現役なのか?いずれにしても風前の灯です。
7.DD502 (水海道:1988年10月)
珍しくDD502が庫の外に出ていました。この車両は失業して長らく水海道でゴロゴロ余生を送っていましたが、この頃は元国鉄キハ35系受入れの甲種回送やら、廃車の移動に大活躍していました。