午前中は美濃高田周辺で撮影を行いましたが、午後は美濃津屋周辺に移動して撮影を継続しました。この日は終日秋晴れの天気となり、撮影に気合が入りました。
1.ク550形+ク540形+モ440形 (駒野~美濃津屋:1992年9月)
ここも半年前に撮影を行った場所ですが、今回は午後なので陽の向きが変わり、濃尾平野方向が順光となりました。
2.モ601+サ551+ク501 (美濃津屋~駒野:1992年9月)
本線塗装色の600系(注1)がやってきました。見るからに普通の近鉄電車です。今後このタイプの電車が養老線にどんどん入ってきます。この電車を撮影しても意味がありませんが、天気が良かったのでつい撮ってしまいました。
(注1)600系の車歴
・近鉄養老モ601←近鉄名古屋モ1656:1966年近畿車輌製
・近鉄養老サ551←近鉄南大阪サ6152:1968年近畿車輌製
・近鉄養老ク501←近鉄名古屋ク1751:1965年近畿車輌製
その後、600系は南大阪線の6800系ラピッドカーを交えて、3連2本、2連4本の合計14両の所帯となります。
3.モ424+ク574+ク540形 (美濃津屋~駒野:1992年9月)
そして本命の420系です。やはり元特急車は落ちぶれたとは言え貫禄があります。
4.モ440形+ク540形+ク550形 (美濃津屋~駒野:1992年9月)
この日は天気が良かったので、ここからは、少し風景を多めに入れて撮影しました。よって列車が遠くて車号が確認できませんが、この列車は440系の3連です。
5.ク521+サ561+モ621 (美濃津屋~駒野:1992年9月)
再び600系がやって来たと思ったら、先頭車にパンタが付いていません。なんだこれはと後から調べたら、この年の6月に養老線にやって来た元南大阪線の6000系改め620系でした。この電車の存在で、この時点2編成のカルダン車が移籍していることがわかりました。
6.モ440形+ク540形+ク550形 (美濃津屋~駒野:1992年9月)
そうなると、2本目の廃車が近々発生することになりますが、それは、この年の12月に廃車となったモ426+サ531+ク550でした。
7.モ440形+ク540形+ク550形 (美濃津屋~駒野:1992年9月)
刈入れが近い田園地帯に赤い電車が映えます。この近鉄マルーン一色の塗装も養老線で見納めとなりましたが、後年、なぜか養老鉄道になってから復活します。