ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1090話 1995年高松琴平:忘れ得ぬあの日(その2)

この日は、長尾線の後に琴平線にも出向きました。まだ正月3ヶ日の余韻で、琴平線は増結運転されているだろうと思ったからです。特に吊掛車の稼働に期待が持てるからです。

 

1.100+30形2連 (西前田~水田:1995年1月)

天気が悪くなってきました。ここまで来て雨に降られては悲惨です。なんとかこの日をやり過ごしたい思いでした。

 

2.120+510 (西前田~水田:1995年1月)

西前田では、一通りの列車を撮影しました。このあとは、琴平線へ移動です。天気次第ですが、琴平線では吉と出るか、凶と出るか?

 

3.1063+1070形2連 (一宮~円座:1995年1月)

琴平線では天気が完全に曇ってしまいましたが、本線撮影に臨みました。ここは一宮~円座間の鉄橋です。早速1063を増結した3連がやって来ました。

 

4.1063+1070形2連 (一宮~円座:1995年1月)

1063の走行は滅多に撮影できないので貴重ですが、天気がイマイチ!しかし、贅沢は言ってられません。文句は言わず連写です。

 

5.1014+1013+1080形2連 (一宮~円座:1995年1月)

続く4連は、これも貴重な吊掛車の1014+1013を連結していました。1014+1013は元三岐のカルダン車でしたが、琴電移籍時に吊掛車に改造されたものです。同僚の1015+1016がカルダン車として復活したのに1014+1013は取り残されてしまいました。しかし、この日はカルダン車の1080形のお供です。

 

6.1080形2連+1032+1031 (一宮~円座:1995年1月)

これは、1080形と元名鉄車の1032+1031です。後ろの1032+1031は、元々吊掛車でしたが1985年に突然カルダン化されました。当初は8編成もの大所帯でしたが、気が付けばこの編成1本だけになっていました。カルダン車ではありましたが、冷房化されることなく、2004年まで生き延びます。

 

7.1011+1012+1062 (円座~一宮:1995年1月)

1010形も1062を増結して3連で走っていました。この日は天気のせいか気合が入らないにも関わらず、結構期待通りの車両が撮影できました。まあ、この日は良しとしましょう。