ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1005話 1995年茨城交通:4連が走った時代

1995年5月、茨城交通にはまだ通学用の4連が走っているとの情報があり、常磐線の始発電車で勝田に向かいました。茨交の通学4連は、この2年前の1993年3月にも撮影していました。その時の様子は、第736話をご覧ください。

 

1.キハ203+キハ201+キハ202+キハ204 (中根~金上:1995年5月)

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この日は2年前の教訓で、勝田駅から禁断の路線バスで金上~中根間の撮影ポイントまで向かいましたが、どこのバス停だったか、すっかり忘れてしまい、野生の感覚で下車しました。そして東の方角へダッシュです。まあ、なんとか間に合いました。

 

2.キハ203+キハ201+キハ202+キハ204 (中根~金上:1995年5月)

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少し曇っていましたが、この日の4連は坊主頭のキハ20形4連でした。凸凹編成を期待しましたが、同じ形式の4連もなかなかお目にかかれないので、これはこれで良しということです。4連は1往復しか走りませんが、常磐線の始発に乗っても、時間的に片道しか撮影できません。その片道撮影も路線バスのお陰でした。

 

3.キハ221+キハ2004 (中根~金上:1995年5月)

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4連は行ってしまいましたが、この頃はまだ通勤客も多く、しばらくは朝のラッシュで2連が走りました。

 

4.キハ221+キハ2004 (中根~金上:1995年5月)

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この日の2連は元羽幌炭鉱キハ221+元留萌キハ2004の道産子コンビでした。この2両は生い立ちは異なりますが、どちらも国鉄キハ22形モドキなので連結してしまえば同じ車両に見えます。

 

5.キハ221+キハ2004 (中根~金上:1995年5月)

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この2両の見分けは、元羽幌炭鉱キハ22形は前面窓が旋回窓になっていることです。ちなみに元留萌キハ2000形は前照灯の両側にホーンが付いており、いずれも国鉄キハ22形とは若干異なるこだわりが見られました。

 

6.キハ221+キハ2004 (中根~金上:1995年5月)

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この時期の茨交沿線は、まさに田植えシーズンです。天気が良ければ水田に車体を写して撮影も出来ますが、この日はイマイチでした。