1993年の穏やかな五月晴れの日に鹿島鉄道を訪問しました。鹿島鉄道の沿線は田植えも終わり、すっかり初夏の様相です。
1.キハ601 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
心配だったNDCの増備は4両でストップしていましたが、道産子の湘南型気動車は元夕張鉄道のキハ714を除いて廃車となり、おまけに在来車もNDCに調子を合わせて、キハ714を除いて幻滅の白い気動車になっていました。
2.キハ601 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
しかしながら、よく見るとこの塗装は非常に複雑な横帯が描かれていました。現在の様に、塗装に代わるフィルムではなかったので、細い横帯はマスキングが大変そうです。
3.キハ601 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
往年の卵型流線形気動車もこうなってしまうと救いようがありません。なにが良くてこうなってしまったのか?全く理解できません。
4.KR500形 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
諸悪の根源はこいつです。もうしっかりとこの路線に根付いていました。まもなく冷房の季節となりますが、そうなるとますますこいつがもてはやされます。
5.DD13171+タキ2連 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
この日は貨物も走りました。これは午後の貨物です。この区間は列車の往来が急増しましたが、貨物の走る時間帯は旅客車は遠慮してダイヤが空いています。
6.DD13171+タキ2連 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
機関車は平凡な元国鉄のDD13ですが、ここのDLは実にシックな塗装です。白い気動車には参りましたが、この貨物が走っていたから撮影に出向いたようなものです。
7.DD13171+タキ2連 (四箇村~常陸小川:1993年5月)
たった2両のタキの回送ですが、ローカル線にはピッタリの編成です。この時はかつてDD901が活躍していた頃が懐かしく思われましたが、今となっては、こげ茶色のDD13も懐かしい思い出です。