ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1104話 1993年小湊:どうにも変わらぬ面々!

1993年と言えば、関東鉄道常総線キハ2100形が導入された年でした。いよいよ常総線も中古車体質から脱却となったわけですが、これが少しはご近所に刺激を与えたのではないかと、梅雨空の小湊鉄道を訪問しました。

 

1.キハ200形 (五井機関区:1993年6月)

ところで、小湊鉄道はこの30年以上も前に、すでに中古車体質から脱却しており、常総線のことなど知ったこっちゃないと言った感じで、相変わらず「金太郎飴」のごとく、どこを切っても同じ顔のキハ200形がずらり・・・。

 

2.キハ200形 (五井機関区:1993年6月)

キハ200形もそろそろ世代交代の域に達していましたが、とりあえず冷房化もされており、文句を言う人もいない様でした。

 

3.キハ213 (五井機関区:1993年6月)

しかしながら、この車両はこれからまだ30年も使用されますが、だれが30年後のこの車両の存在を想定していたことか?そして一世を風靡したNDCに目も触れず、まさかの元国鉄キハ40系に置き換わるとは・・・・。

 

4.キハ5800形 (五井機関区:1993年6月)

そう言えば、お宝のキハ5800は、この場所でジッと耐えて、2019年にめでたく、地元市原市の指定文化財となりました。

 

5.キハ210+キハ207 (五井機関区:1993年6月)

さてこの日は、土曜日でした。朝のラッシュを終えた列車が続々と戻ってきました。小湊鉄道は非電化ローカル線ですが、さすがに市原市は京葉工業地帯だけあって、朝の通勤時間帯は2連が運用されていました。

 

6.キハ210+キハ207 (五井:1993年6月)

しかし、どの列車もキハ200形ばかりです。もっとも、キハ200形が14両も在籍し、この車両しか運用されていないので当然です。

 

7.キハ206+キハ201 (五井:1993年6月)

同じ車両ばかりなので、すぐに飽きてしまいましたが、この日は梅雨時には珍しく晴れていたので、これから沿線撮影に向かいます。