引き続き富士急行ですが、今回の訪問目的は京王5000系の導入により、いよいよ引退することとなった、黎明期のカルダン車である5700系の撮影でした。
1.5700系2連+5700系2連 (寿~三つ峠:1994年12月)
この日は、休日だったので5700系も4連で走っていました。ちょっと天気が曇ってきましたが、とりあえず撮影できました。
2.5700系2連 (三つ峠~寿:1994年12月)
私にとって、この電車はごく当たり前の小田急電車でしたが、元特急車を含む複雑な経歴の車両でした。それもとうとう見納めが近づきました。
3.5700系2連+5700系2連 (三つ峠~寿:1994年12月)
5700系は1000系の増備に伴い廃車が進みましたが、一番最後まで残ったのは1997年廃車のモハ5711+モハ5712でした。
4.5700系2連+5700系2連 (寿~三つ峠:1994年12月)
結局、富士急の5700系はこの撮影が最後となりましたが、元小田急2200系は、新潟交通にも2両残っていました。この新潟交通の2両が元小田急2200系最後の現役車両となりましたが、それも1999年の新潟交通電車線の廃止に伴い消滅しました。
5.1000系2連+1000系2連 (寿~三つ峠:1994年12月)
再び1000系です。5700系の引退は残念ですが、私は京王5000系が好みなので、京王を引退したあとも、こうして第2の職場で活躍できることが大変ありがたかったです。
6.1000系2連+1000系2連 (禾生~田野倉:1994年12月)
そして、この富士山塗装ですが、この時は従来の富士急塗装でない事にかなり違和感を覚えましたが、改めて見るとそれなりに似合っています。その後、2009年に富士急塗装の1000系が開業80周年記念で登場しましたが、それもなかなか似合っています。
7.1000系2連 (田野倉~禾生:1994年12月)
最近では、1000系も廃車が進んでいる様ですが、京王線に近い富士急線でいつまでも残して頂きたい逸品です。