1994年のGWは、早春の立山砂防に出向きましたが、この年は春が遅く、まだ雪解けの最中で、砂防軌道も全通していませんでした。
1.グリーンカルデラ号 (天鳥オーバーハング:1994年5月)
この時、私は気合を入れて水谷まで歩くつもりでしたが、天鳥オーバーハングを越えたあたりでストップ!!あるはずの橋がありません。そこは天鳥橋でした。しかも橋桁が軌道上に置かれており、もしや砂防軌道はまだ冬越しの最中なのか・・・・。
2.グリーンカルデラ号 (天鳥オーバーハング:1994年5月)
その時の様子は、第835話~第837話でお伝えしましたが、今回はその続きで、天鳥橋の復旧作業の様子です。
3.グリーンカルデラ号 (天鳥オーバーハング:1994年5月)
機関車がせわしなく往来しました。作業員も集まりましたが、肝心な重機はいつやって来るのか?
4.グリーンカルデラ号 (天鳥待避線:1994年5月)
さて、橋の復旧作業はそれとして、先程から岩がコロコロ転がって来ます。オッと、結構デカいのも!!。この機関車の背景は崖崩れ現場です。こんな場所に機関車を停めて大丈夫なのか?
5.グリーンカルデラ号 (天鳥待避線:1994年5月)
この場所を少し離れて撮ると、こんな状況でした。この崖崩れは、この場所の路線変更の原因となったもので、来る度に崩壊が大きくなっていました。そのうち軌道が寸断されてしまうのではないかと心配になりましたが、結局この場所はトンネルでバイパスされてしまい、中小屋スイッチバック、天鳥オバーハングなど、砂防軌道の見所を走る区間が廃止されました。
6.人車列車 (天鳥待避線:1994年5月)
この列車は、大勢の作業員を乗せて来た通勤列車ですが、皆さん作業現場に行ってしまい、運転士のオジサンが一人留守番です。
7.人車列車 (天鳥待避線:1994年5月)
このオバちゃん達も、復旧工事の応援なのでしょうか?まもなく天鳥橋の復旧工事が始まります。・・・で、重機はいつ来るの?