南部縦貫鉄道の沿線は撮影2日目も穏やかな晴天となりました。こういう日は撮影に気合が入ります。この日は西千曳から坪方面へ歩きました。列車が来る時刻に合わせて良い撮影ポイントを探さなければなりませんが、西千曳~後平間は、線路が森の中を通っているので、なかなか良い場所が見つかりません。
1.キハ104 (後平~西千曳:1997年4月)
さて、七戸行のキハ102を撮影して、後平へ向かって歩き始めて10分程経ったとき、後方から鈍いホーンが聞こえました。まさか続行?!。あわてて軌道脇のブッシュから狙います。・・・で、レールバスが来ると思ったら、なんとキハ104が来ました。キハ104の走行撮影は初めてです。これには正直焦りました。しかし、始発の野辺地行はキハ102だけで、続行はなかったはずですが、どうやらキハ102の前にキハ104が出動していた様です。
2.キハ102 (後平~西千曳:1997年4月)
意表を突くキハ104の登場には焦りましたが、やはり、この日も続行運転が行われていました。それにしても、とうとうお蔵入りしていたキハ104が引っ張り出されたと言うことは、レールバスの続行でも運び切れない程の混雑なのか?
3.キハ102 (後平~西千曳:1997年4月)
そして、そろそろ野辺地行の2番列車が来る頃です。撮影のし辛い森の中ですが、適当に陽の当たる場所を確保して狙います。今度はキハ102です。そして、続行が来るはずです。
4.キハ101 (後平~西千曳:1997年4月)
少し場所を移動して、キハ104に備えましたが、やって来たのはヘッドマークなしのキハ101でした。これまた意表を突く攻撃です。
5.キハ101 (後平~西千曳:1997年4月)
キハ101はヘッドマークなしなので、普段通りの写真が撮れます。これはこれでラッキーです。しかし、レールバス2両の続行で大丈夫なのか?
6.キハ101 (後平~西千曳:1997年4月)
そして、長い森を抜けると後平です。後平の辺りは牧歌的な風景が続きます。ほどなくキハ101が野辺地から戻って来ました。やはり、七戸行は満員御礼状態です。まさに耐久試験の様ですが、古老のレールバスには厳しそうです。