ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第1416話 1994年一畑:もう残念な日曜日ではない!

今回の一畑電鉄は、第1324話の続きの翌日です。 この日は日曜日でした。一畑電鉄の日曜日は赤電が走らず、ラッシュもなく、ちょっと前までは残念な日曜日でしたが、秋にはカルダン車が導入されるため、もう残念などと言ってられなくなりました。 1.クハ181…

近況編4-6 2025年三岐(本線):道楽復活の次の日(その6)

三岐鉄道はJR東海211系の導入で元西武電車を一掃する計画ですが、JR東海211系改め三岐5000系は全て3連で8編成導入されます。そうなると2連がなくなります。3連ばかりでは輸送力過剰なように思いますが・・・。 1.クハ1881+モハ881+クモハ851 (丹生川~三…

近況編4-5 2025年三岐(本線):道楽復活の次の日(その5)

1992年以来33年ぶりに三岐鉄道の貨物列車を撮影しましたが、実は13年前の2012年に貨物鉄道博物館を訪問していました。その時は列車の撮影はほとんどしていませんでしたが、伊勢治田で秩父のデキ200形が留置されているのを目撃しました。しかし、これは廃車留…

近況編4-4 2025年三岐(本線):道楽復活の次の日(その4)

貨物列車の撮影は、陽の向きによっては機関車が逆光になるため、順光撮影の効率が宜しくありません。三岐鉄道の場合、機関車順光で藤原岳をバックに撮影するには午前中が勝負です。 1.ED451+ED454+貨車16両 (三里~丹生川:2025年4月) 復刻塗装のED451先…

近況編4-3 2025年三岐(本線):道楽復活の次の日(その3)

三連休なのでブログが捗ります。よって、今日もアップします。 さて、久々の三岐鉄道訪問は貨物列車の撮影が目的でしたが、どういうわけか西武電車の撮影が続きました。その中には33年前には見なかった車両も・・・。 1.クハ1881+モハ881+クモハ851 (丹生…

近況編4-2 2025年三岐(本線):道楽復活の次の日(その2)

この日は北勢線の楚原から三岐本線の丹生川まで歩きました。1991年(34年前)にも同じルートを歩いたことがありましたが、その日は真夏の炎天下だったので、撮影する気力も失せる程でした。その時の様子は第603話をご覧ください。 1.クモハ104+クモハ103 …

近況編4-1 2025年三岐(本線):道楽復活の次の日

今年の4月に私の道楽である「撮り鉄」が復活し、貨物列車を求めて三岐鉄道に出向きました。その初日の様子を近況編2-1~2-5でお伝えしましたが、今回はその続きである2日目の三岐鉄道をお伝えします。2日目の午前中は北勢線を訪問しましたが、それは別途お伝…

第1415話 1997年岳南:東海道途中下車の旅(その2)

大阪から東海道本線の鈍行を乗り継いで吉原まで来ました。もう夕方ですが、まだ陽が射していたので、再び途中下車をして、こんどは岳南鉄道です。岳南鉄道は1992年にも訪問しています。その時の様子は、第661話~第663話をご覧ください。 1.ED501 (比奈:…

第1414話 1997年遠州:東海道途中下車の旅

この頃、勤務地だった大阪から東京の実家へ戻る際に、たまには東海道線をノンビリと戻ろうと思い、大阪を早朝に出発しました。しかし、いつもの寄り道癖が出てしまい、浜松で途中下車をしました。その目的は、遠州鉄道の吊掛電車である湘南タイプの30系を撮…

第1413話 1997年京阪(京津):あと1か月の蹴上電停(その4)

蹴上で撮影をした後、帰りは京津三条まで歩きながら撮影です。しかし、蹴上から京津三条方面の併用軌道区間は自動車の通行量が多く、撮影が難しい区間です。 1.89+90 (東山三条~蹴上:1997年9月) これは80形の後追い撮影ですが、運良く赤信号で自動車が…

第1412話 1997年京阪(京津):あと1か月の蹴上電停(その3)

京津線の80形は併用軌道区間の電停に停車するために走っていました。普通と準急が交互に運行されていましたが、共に15分間隔でした。よって、普通しか停車しない電停では15分間隔なので、屋根もない道路上の電停で最長15分待ちは結構キツく、道路渋滞でなか…

第1411話 1997年京阪(京津):あと1か月の蹴上電停(その2)

蹴上での撮影が続きます。蹴上の少し山科寄りには京津線の鉄軌分界点がありました。その先は九条山を越えるまで専用軌道です。併用軌道区間は道路幅が狭いので軌道内の自動車の通行が認められていました。よって、電車はいつも渋滞に巻き込まれていました。…

第1410話 1997年京阪(京津):あと1か月の蹴上電停

京阪電鉄京津線の地下鉄乗り入れまであと1か月少々となった頃、まだ残暑が厳しい京都でしたが、山科へ向かいました。 1.85+86、611+612 (山科~四宮:1997年9月) まずは山科界隈です。この辺りは地下鉄乗り入れ後も地上区間として残りますが、写っている…

近況編3-5 2024年神奈川臨海(川崎):臨港で貨物三昧(その5)

この日は朝から臨港で貨物三昧でした。これほど貨物列車ばかりを撮影したのは、おそらく初めてだと思います。しかしながら、こんなに貨物列車が活発に走っているとは思いませんでした。 1.DD602 (末広町~ENEOS川崎精油所:2024年5月) ENEOS川崎精油所か…

近況編3-4 2024年神奈川臨海(川崎):臨港で貨物三昧(その4)

神奈川臨海鉄道浮島線の貨物列車のほとんどは、ENEOS川崎製油所の石油輸送です。よって、貨物列車はENEOS川崎製油所の荷設備がある浮島町のヤードへ出入りしますが、そのヤードはENEOS川崎製油所の中にあるため、貨物列車の撮影が可能なのは、ENEOS川崎製油…

近況編3-3 2024年神奈川臨海(川崎):臨港で貨物三昧(その3)

この日の朝は千鳥線で貨物列車を撮影してから浮島線に移動しましたが、効率よく移動するため、バスを利用しました。浮島線の撮影場所をどこにするかいろいろと考えましたが、天気もイマイチだったので結局、浮島支線の日本石油輸送川崎メンテナンスセンター…

近況編3-2 2024年神奈川臨海(川崎):臨港で貨物三昧(その2)

この日は朝から神奈川臨海鉄道の千鳥町ヤードに出向き、液化酸化エチレンタンク車の入替え作業を撮影させて頂きました。前話では、タンク車の荷役線への搬入の様子をお伝えしましたが、今回はその帰りの機関車の様子です。 1.DD5518 (千鳥町:2024年5月)…

近況編3-1 2024年神奈川臨海(川崎):臨港で貨物三昧

川崎臨港の神奈川臨海鉄道は千鳥線と浮島線が存在し、平日はどちらも貨物列車が走ります。しかし、両線は川崎貨物駅を起点にそれぞれ反対方向に延びているので、貨物列車の撮影はどちらを優先するか悩みます。千鳥線の貨物列車は朝、昼、夕方の3往復ですが、…

第1409話 1997年富山地鉄:立山連峰雪景色(その4)

3年ぶりの富山地鉄でしたが、ブランクだった3年の間に吊掛車がいなくなりました。しかし、増備された車両がありました。それは1995年に導入された、元西武鉄道5000系初代レッドアロー号でした。富山地鉄はやはり観光鉄道なのか、とうとう元大手私鉄の優等列…