ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1416話 1994年一畑:もう残念な日曜日ではない!

今回の一畑電鉄は、第1324話の続きの翌日です。

この日は日曜日でした。一畑電鉄の日曜日は赤電が走らず、ラッシュもなく、ちょっと前までは残念な日曜日でしたが、秋にはカルダン車が導入されるため、もう残念などと言ってられなくなりました。

 

1.クハ181+デハ81 (津ノ森:1994年5月)

赤電は走りませんが、この日は早朝から津ノ森へ向かいました。初っ端は食パンでした。まあ、これは想定内ですが、食パンが3本共運用されないことを願うばかりです。

 

2.クハ171+デハ71 (津ノ森~伊野灘:1994年5月)

さて、津ノ森に出向いたのは宍道湖を入れて撮影をするためでした。一畑電鉄宍道湖の北岸を走りますが、意外にも宍道湖を入れて撮影できる場所がほとんどありません。しかし、津ノ森~伊野灘間には護岸から宍道湖突堤が突き出した場所があり、午前中はそこから順光で撮影ができました。

 

3.クハ171+デハ71 (津ノ森~伊野灘:1994年5月)

70系がやって来ました。写真の左から自動車もやって来ました。軌道と宍道湖の間には道路があり、自動車に邪魔をされないか心配ですが、電車は少し高い場所なので、とりあえずは問題なさそうです。

 

4.デハ23+クハ101 (津ノ森~伊野灘:1994年5月)

続いて手動ドアコンビです。この列車は平日は赤電を連結して3連になりますが、この日は日曜日なので赤電なしの2連です。

 

5.デハ23+クハ101 (津ノ森~伊野灘:1994年5月)

実はこの場所で、赤電付きの3連を撮ったことがありました。それは1991年の正月輸送の時(第219話)でした。やはり、赤電のあるなしで写真映えが全く異なります。

 

6.デハ23+クハ101 (津ノ森~伊野灘:1994年5月)

しかし、ここでこの電車を撮るのも、これが最後になると思われました。よって、めいっぱいハンドドライブ(手動巻上)炸裂の連写ですが、この日は少々天気が怪く、先が思いやられました。