とうとう雨になってしまいました。撮影時に雨が降るといつも思うのですが、自分が何の為に撮影に来ているのか、自問自答が始まります。しかし、この日は赤電こそ走りませんが、まもなく置き換わる車両をできるだけ撮影しなければなりません。幸い暗くはなく、まだ時間はたっぷりあるのでしばらく撮影を続けることにしました。
1.デハ61+クハ191+デハ91 (津ノ森:1994年5月)

90系が戻ってきましたが、よく見るとデハ61が先頭の3連でした。この3連は定期の運用なのかわかりませんが、混んでもいないのになぜ3連なのか?。日曜日の朝に3連が走るとは思いませんでしたが、どうせなら赤電を増結した旧型車の3連が見たかったのが本音です。
2.デハ61+クハ191+デハ91 (長江~朝日ヶ丘:1994年5月)

ここから撮影地の変更です。特に3連の撮影を意識したわけではありませんが、片持ち架線柱でスッキリした写真が撮れる朝日ヶ丘に移動しました。
3.デハ23+クハ101 (長江~朝日ヶ丘:1994年5月)

ここはロケーション的には、あまり宜しくありませんが、線路脇に用水路があるので障害物がなく、手堅く車両を撮るには好都合です。ただし、この日は曇っていたのでこの角度で撮影できましたが、晴れていたら逆光になります。
4.クハ101+デハ23 (朝日ヶ丘~長江:1994年5月)

天気が悪いので陽の向きも気にせず撮影が出来ましたが、ちょっと暗い。しかし、日曜日の割にはバラエティーに富んだ車両を撮影することが出来ました。
5.クハ171+デハ71 (長江~秋鹿町:1994年5月)

雨は止まず、この70系を撮ったら撤収です。
その後は、仕事の関係でなかなか出雲参りが出来ず、この次は1995年元旦の訪問となりました。すでに京王電車が走っており、一畑電鉄は魅力半減と思いきや、まだ置換えの廃車は発生していませんでした。その様子は別途お伝えします。