ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第355話 1991年近鉄(北勢):軽便の面影を求めて

近鉄北勢線の撮影は、いつも雨に降られました。もっとも、晴れれば名鉄揖斐・谷汲線の方へ行ってしまうので、北勢線は結果的に天気が悪い日になってしまうわけです。 しかし、たまには晴れた日の軽便電車も見たくて、今回はわざわざ晴れた日に北勢線を訪問し…

第354話 1990年立山砂防:緑燃ゆる季節(その5)

この日は、昼頃まで河原で粘りました。 たまには大自然の中でボーッとするのも良いものですが、もう列車が来ないので戻ることにしました。 1.天鳥橋を行く鳶山号 (中小屋~桑谷:1990年5月) 毎度のことですが、縦位置写真でも立山はスケールが大きすぎて…

第353話 1990年立山砂防:緑燃ゆる季節(その4)

推進運転の列車が行ってしまったあとは、いくら待っても列車が来ないので、桑谷連絡所の方に行ってみました。 1.桑谷連絡所全景 (桑谷:1990年5月) 桑谷連絡所は以前と少し雰囲気が変わっていました。 それは作業用の側線が河原の方へ延長されて、この一…

第352話 1990年立山砂防:緑燃ゆる季節(その3)

この日は穏やかな天気でした。朝の登り列車が行ってしまうと戻ってくるまで一休みです。河原の大きな岩の上で横たわり、しばし大自然を満喫です。 ところが、砂防ダムを流れる川の音に紛れて、かすかなエンジン音 が聞こえた様な・・・ 1.天鳥オーバーハン…

第351話 1990年立山砂防:緑燃ゆる季節(その2)

第350話に続いて、天鳥砂防ダム近くの河原で撮影を続けました。 この場所は見通しが良く、同じ列車を何枚でも連写でき、思わぬフィルムの浪費をしてしまいました。 1.天鳥オーバーハングを行く人車列車 (桑谷~中小屋:1990年5月) 一番列車の続行が、少…

第350話 1990年立山砂防:緑燃ゆる季節

ちょうど30年前です。1990年のGWは、4年ぶりの立山砂防軌道を訪問しました。 立山砂防軌道は、黒部峡谷鉄道同様に冬季は積雪のため休業し、雪害を回避するため、橋桁などの設備も外して越冬するほどの徹底ぶりです。時期的にそろそろ稼働しはじめている頃…

第349話 1988年新潟交通:もうすぐ春ですが・・・(その5)

1988年の4月も中旬となりました。 新潟の桜は5月のGWが見頃です。せっかく一冬を越したので、せめて六分駅の桜を見届けたかったのですが、東京に戻れと上司命令があり、今回が半年間の新潟暮らしの最後の撮影となりました。 1.モハ11 (小中川~新飯田:…

第348話 1988年新潟交通:もうすぐ春ですが・・・(その4)

この日は春霞で弥彦山は見えませんが、いつもの灰方のカーブで撮影を続けました。 1.モハ24 (灰方~燕:1988年4月) 車体広告なしのモハ24がやって来ました。 やはり車体広告なしの車両は見栄えが良いです。 2.モハ24 (灰方~燕:1988年4月) せっかく…

第347話 1988年新潟交通:もうすぐ春ですが・・・(その3)

新潟交通の白根~燕間は輸送需要が少なく、列車本数が半減します。そして平日のラッシュ以外はほとんど単行運転でした。車両もほとんどが日車標準車体なので、2,3列車撮影すれば飽きてしまいます。 1.モハ24 (新飯田~六分:1988年3月) 列車の運行本数…

第346話 1988年新潟交通:もうすぐ春ですが・・・(その2)

新潟の冬はしばらく悪天候がつづきましたが、ようやく晴れた1988年3月の穏やかな日曜日に、新潟交通の沿線をブラブラ歩きながら撮影しました。 今回は白根から燕方面の様子です。 1.モハ25 (白根:1988年3月) 白根駅を出発した新潟方面行のモハ25です。…

第345話 1988年新潟交通:もうすぐ春ですが・・・

太平洋側で育った私にとって、新潟の冬は臥薪嘗胆でした。 しかし、春は必ずやって来ます。1988年3月、ようやく春の気配を感じた私は、冬眠から覚めたかの如く燕を目指しました。 1.モハ19 (小中川~新飯田:1988年3月) つい1ヵ月程前、このあたりで地…

第344話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その8)

仏生山まで来たついでに、琴平線の撮影も行いました。 撮影が琴平線に移り、凸凹3連の話題ではなくなってしまいましたが、琴平線にも3連が存在しました。普段はなかなか撮影のチャンスがありませんが、増結用の1M車が3両在籍しており、時々3連が走りました…

第343話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その7)

今橋車庫の様子です。 ちょうどラッシュを終えた車両が戻って来ていました。しかし、相変わらずのギュウギュウ詰めで撮影は難しい車庫です。 1.510+23他 (今橋:1993年11月) 510も23も先程長尾線でラッシュ時の増結用だった車両です。わずか1往復程度し…

第342話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その6)

長尾線に続いて、志度線です。長尾線に比べて志度線は撮影場所が限られてしまい、手っ取り早く、いつもの春日川橋梁あたりでの撮影となりました。 1.315+130+230 (春日川~潟元:1993年11月) この日は天気は良いのですが、少し霞んでおり、屋島がはっき…

第341話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その5)

再び撮影場所を高田~西前田間に戻りましたが、陽の向きが移動したので今度は線路の反対側からの撮影です。 1.33+34 (高田~西前田:1993年11月) この向きは、片持ちの架線柱がないので架線柱を気にせずスッキリした写真が撮れます。しかし、この向きで…

第340話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その4)

いい加減しびれを切らすところでしたが、ようやくお目当ての3連がやってきました。 気になる後尾車はなんと初登場の67でした。これは願ってもないご褒美です!!。 1.72+81+67 (西前田~水田:1993年11月) あきらめずに待った甲斐がありました。 先頭の7…

第339話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その3)

噂の72+81+?の3連を撮影するため、西前田~水田間のいつものカーブで待ち伏せです。この頃の長尾線は全列車が瓦町折返しなので、列車はすぐに戻って来ますが、お目当ての列車はなかなか現れません。 1.750+870 (西前田~水田:1993年11月) やって来たの…

第338話 1993年高松琴平:凸凹3連を求めて(その2)

令和2年度が始まりました。 しかしながら気が重い新年度です。世はまさに、新型コロナパニック。仕事にも支障が出て来ました。今は、この先の動向に対し、如何に危機管理を行うか真剣に考える時です。ところで、ブログなどやってる場合じゃありませんが、こ…