ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

号外:乙2竣工!!(その2)

号外が二話になってしまいましたが、今回も都電乙2修復経過の続きです。

 

1.昨年の修復中の様子

昨年末には、車体がほぼ完成しました。前面窓にガラスが入ったようですが、窓枠の塗装の都合か、まだマスキングが施されています。

 

2.昨年の修復中の様子

そして、その頃の6063号もほぼ完成していました。行き先表示は「須田町」となっており、20番の系統板も掲げられました。これとは別の日には、行き先が「通三丁目」となったり、系統板が土佐電モドキの「ごめん」となったり、結構いじられていました。

 

3.公園の標識

そして、今年の2月になると公園もほぼ出来上がり、あとは開園を迎えるばかりとなりました。公園の入口にはこんな標識まで立てられました。

 

4.開園前日の様子

ここからは、公園のリニューアルオープン前日の様子です。お隣の図書館から俯瞰すると、公園はこんな感じに仕上がっていました。

 

5.開園前日の様子

乙2と6063号を真横から見るとこんな感じです。2両とも再び檻の中です。もう柵がない写真は撮れません。

 

6.開園前日の様子

開園前日なので、まだ公園には入れませんでした。よって、沿道から乙2を撮ってみました。国旗が掲げられて、開園のお祝いムードですが、乙2は相変わらず撮り辛い檻の中です。開園後は、この檻の中に午前9時~午後5時まで入れるそうですが、それでも沿道側のプラットホーム上からの観覧のみで、当面6063号の車内のみ月に2回ほど開放日があるそうです。

文京区のHPによると、3月の車内開放日は8日(水)と19日(日)とのことです。

 

7.開園前日の様子

そして、この日の翌日である令和5年2月19日に「神明都電車庫跡公園」がリニューアルオープンしました。

2年間追い続けた修復はようやくおわりました。しかし、私は開園当日は所用のため、見に行けませんでした。開園後もまだ行っていません。いずれ、車内が見学できる日に出向きたいと思っています。そして、今後も末永く保存されることを願うばかりです。