ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1319話 1997年福井:吊掛車は期待せずに待つ(その3)

このままカルダン車ばかり撮影して帰るつもりでしたが、まさかのモハ160形の登場です。いったい何事なのか驚きました。しかし、こういう事がなければ、ここまで来た甲斐がありません。

 

1.モハ161-2+モハ161-1 (三十八社~浅水:1997年5月)

モハ160形は営業列車に投入されていました。この頃はまだ、モハ140形などの吊掛車も残っていましたが、モハ160形が運用に就くとは滅多になく、たまには足慣らしでもしていたのか?

 

2.モハ161-1+モハ161-2 (三十八社~浅水:1997年5月)

しかしながらラッキーです。この場は当然の連写です。先ほどから同じ構図の写真を撮り続けているので、一応ピントもばっちりです。

 

3.モハ161-1+モハ161-2 (三十八社~浅水:1997年5月)

以前、第1041話では、ここでモハ160形の試運転列車を撮影しましたが、今回気付いたことは、試運転列車には車体に広告が付いていませんでしたが、今回は営業車なので、しっかり広告が付いていました。普段は走らない電車も、走る時はちゃんと稼いでいるんですね。

 

4.モハ161-1+モハ161-2 (三十八社~浅水:1997年5月)

モハ160形はあっという間に行ってしまいましたが、田原町行きなので、また戻って来るはずです。

 

5.モハ82+クハ82 (三十八社~浅水:1997年5月)

さて、お次はコーラ電車です。先ほどのモハ160形は夢だったのか、目が覚めた様に現実に戻されました。そして、なぜかこの電車を見た途端に喉が渇きました。コーラでも飲みたいのですが、この近辺にはコーラの自動販売機がありません。

 

6.モハ201-1+モハ201-2 (三十八社~浅水:1997年5月)

続いて、モハ201編成です。この位置の写真は台車まで良く見えますが、この電車はまだND108台車を履いています。モハ201編成のDT21化は、この翌年でした。