三岐鉄道の貨物列車は活発に運行されていました。ところで旅客列車の方ですが、こちらも結構活発です。この時はすべての電車が元西武鉄道の中古車で、すべて冷房付きのカルダン車でした。電車は面白くありませんが、懐かしい直流モーター音に癒されました。
1.ED451+ED454+貨車16両 (三里~丹生川:2025年4月)

この時点で在籍していた本線用の電気機関車は、ED45形9両とED5080形2両の合計11両でした。私が以前に訪問した1992年当時は、ED45形7両と東武からやって来たED5001の合計8両でした。後にED5001はED458に改番され、もう1両東武から来ていた整備前の未入籍車がED459になりました。ED459はED5080形とは同型ですが、長い保留期間を経て整備後はED45形に編入されました。しかし、その後東武から譲渡された2両はED5080形として竣工しました。この他にも中部国際空港の埋立て土砂輸送用に、大阪セメントの500形や秩父鉄道のデキ200形などの転入もありましたが、土砂輸送終了後はいなくなりました。
2.クハ5301+モハ5201+クモハ5101 (丹生川~三里:2025年4月)

5000系の試運転電車が戻ってきました。このタイプの電車は、ちょっと前まで東京近辺でいっぱい走っていましたが、あっと言う間にいなくなってしまいました。しかし、この電車はあと何年使用されるのでしょうか?気になるのはVVVF車ではないことです。直流モーターのメンテナンスもそのうち行き詰まるのでは?
3.クハ5301+モハ5201+クモハ5101 (丹生川~三里:2025年4月)

ところで、この電車は8編成投入されるとのことで、西武三岐線はもうすぐJR三岐線になろうとしています。どうせなら、この電車で四日市直通なんていかがでしょうか。ついでに名古屋直通なども・・・。
4.クハ5301+モハ5201+クモハ5101 (丹生川~三里:2025年4月)

この電車ばかりになってしまうと魅力半減です。しかし、西武電車がいなくなっても、正直どうでもよいことです。貨物列車がある限り三岐鉄道にはかかわりたいと思っています。
5.クモハ805+モハ806+クハ1852 (三里~丹生川:2025年4月)

さて、黄色い801系がやって来ました。これも引退間際のイベント塗装なのか、3連化されたそのまんまの元西武電車701系ですが、一番後ろのクハだけは見た目は同じでも台車の関係で1両だけ851系となり、三岐では異形式の混成です。
6.クモハ805+モハ806+クハ1852 (三里~丹生川:2025年4月)

ここまで来て、そのまんまの西武電車を見たいとは思いませんでしたが、せっかくの三岐さんの計らいなので、遠慮なく撮影させて頂きました。
7. クハ1802+モハ802+クモハ801 (丹生川~三里:2025年4月)

強烈な塗装の電車が現れました。これも801系です。イベント塗装なのかと思ったら、これは広告電車の様です。三岐鉄道にも広告電車があったのですね。5000系導入後にも広告電車は継続されるのでしょうか?。でも機関車の広告化はやめて欲しいです。