ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1308話 1994年島原:南線復旧はまだ手つかず(その3)

朝一で布津新田に出向き、普賢岳気動車の写真を撮った後は、この年の2月に中途半端な撮影に終わった、風光明媚な白浜海水浴場付近へリベンジに臨みました。布津新田近くのバス停から勝手知ったる禁断の路線バスに乗り、あの場所に向かいました。

 

1.キハ2014 (白浜海水浴場加津佐:1994年5月)

そして、目的地に到着。山から見下ろす天草灘は絶景でした。前回の撮影は午後だったので陽の向きが悪く、逆光で列車が真っ黒になってしまい、いずれリベンジしようと心に誓ってから、わずか2か月後のリベンジとなりました。

 

2.キハ2014 (白浜海水浴場加津佐:1994年5月)

加津佐行のキハ2014がやって来ました。今回はバッチリ順光です。この様な景色は北線にはなく、南線ならではでした。

 

3.キハ5503 (白浜海水浴場加津佐:1994年5月)

続いてやって来た深江行は、先ほどのキハ2014と加津佐で車両交換をおこなったキハ5503です。線路は登り勾配ですが、ダブルエンジンのキハ55形なのでなんてことありません。

 

4.キハ5503 (白浜海水浴場加津佐:1994年5月)

とりあえず、リベンジを果たせたので、この後は加津佐まで歩いて、第1306話でお伝えした留置車両を確認し、こんどは島原方面へ戻りながら撮影です。

 

5.キハ2014 (東大屋~有馬吉川:1994年5月)

ここからは、再び使い勝手の良い路線バスに乗り、まだ撮影を行っていない場所で適当に下車です。適当に降りたところは、有馬吉川付近でした。

 

6.キハ2014 (東大屋~有馬吉川:1994年5月)

この一帯は布津辺りと似た農村地帯でした。昼頃だったのでトップライトとなり、光線状態が良くありませんが撮影続行です。ここでは2列車撮りましたが、やはり光線状態が良くないので、少し陽が傾くまで時間調整のため、別の場所へ移動です。