ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第758話 1993年富山地鉄:二兎を追う者は・・・。(その3)

この日の天気は、晴れたり曇ったり、やはり微妙でした。とりあえずは、雨に降られなかったので撮影を続けましたが、山の方は荒れ模様で、立山砂防をギブアップして正解でした。

 

1.モハ14760形2連 (沢中山~岩峅寺:1993年5月)

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 こんな雨模様の天気ですが撮影を続けた理由は、他に行くところがないからです。でも、この時期は観光シーズンのGWだったので、天気は悪くとも普段は走らない臨時列車や増結列車が走るかもしれません。

 

2.モハ14760形2連 (沢中山~釜ヶ淵:1993年5月)

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 しかし、天気が悪いと増結をやめてしまう可能性もあり、どの列車が増結になるか情報がなかったので運まかせでした。

 

3.モハ14760形2連 (沢中山~岩峅寺:1993年5月)

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 どういうわけか、旧塗装の14760系ばかりやって来ます。何本見送っても2連ばかりで、なかなか面白いのが現れません。やはり天気が悪いせいなのか、それとも欲張った代償なのか。

 

4.モハ14760形2連+クハ170形 (釜ヶ淵~沢中山:1993年5月)

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  再び、沢中山の陸橋からです。曇りですが、午後になり陽の向きが移動したので、西側からの撮影ですが、ようやく色違いの増結列車がやって来ました。前2両は赤ひげ新塗装の14760系、お尻の旧塗装はクハ170形です。

 

5.クハ170形+モハ14760形2連 (沢中山~釜ヶ淵:1993年5月)

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色違いは、結構なインパクトです。新塗装は景色に馴染んでしまい、意外と目立ちませんが、旧塗装はよく目立ちます。この頃は、この様な混色編成は一時的なものかと思っていましたが、意外にも新塗装化は全車には及ばず、その後も日常的に混色編成は続きました。

 

6.クハ170形+モハ14760形2連 (沢中山~釜ヶ淵:1993年5月)

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 しかし、本来この路線はこんなもんじゃありません。4連もあり、JR車の乗り入れもあります。恐らく午後はバラエティーが増えるはずです。もう少し粘ってみることにしました。