ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1368話 1995年高松琴平:志度線の凸凹編成を撮る(その2)

この日の志度線では、思いもよらぬ850や230のレアなクハが運用されていました。たまにはこんなラッキーな日があるものです。

 

1.230+345 (潟元~春日川:1995年8月)

志度線にはまともな撮影場所があまりありません。この春日川橋梁と房前付近の海沿いくらいですが、房前の方は陽の向きの関係で朝しか撮影できないので、どうしても春日川橋梁での撮影になってしまいます。

 

2.850+65 (潟元~春日川:1995年8月)

しかし、この場所もいよいよ撮影が厳しくなりました。その理由は春日川橋梁の老朽化による橋梁の掛け替えです。この写真の様に、橋脚に補強が施されていますが、相当ダメージを受けており、これがネックで志度線には大型車も入線できない状況が続いていました。

 

3.850+65 (潟元~春日川:1995年8月)

この写真には写っていませんが、すでに、この橋梁の志度寄り(右側)から、橋梁の架け替え工事が始まっていました。

 

4.850+65 (潟元~春日川:1995年8月)

この様に、まだ辛うじて架け替えされていない部分で撮影ができましたが、もう時間の問題です。しかも、新しい橋梁は下路ガーダーで足回りが隠れてしまうタイプなので、架け替えが完成したらもうここで撮影はできません。

 

5.230+345 (潟元~春日川:1995年8月)

徐々に撮影がし辛くなってきました。この場所だけは志度線の撮影ポイントとして残して欲しかったのですが、この痛々しい状況を見るとやはり安全第一で、架け替えはやむを得ません。

 

6.230+345 (潟元~春日川:1995年8月)

春日川橋梁で撮影ができなくなったらどこで撮影すればよいのか?。ちょっと考えねばなりませんでした。