今回のトラム撮影はアムステルダム中央駅前からスタートしましたが、この中央駅前は何があるのか、とにかく多くの人が集まる場所の様です。これだけ人が集まると、中には真昼間から酔っぱらってフラフラ歩いている大男や、地下街には合法?な麻薬常習者がたむろする一画もあり、こういうのを見るとやはりここは、なんでもアリです。
1.アムステルダム中央駅付近の撮影場所詳細
さて、中央駅前は人が多く集まる場所なのか、トラムは11本の系統が中央駅を基点に発着しています。これだけの系統が集中しているため、アムステルダム中央駅の電停は上図のように駅前広場に2か所(Ⓐ、Ⓑ)のループに分かれていました。概ね、Ⓐの電停は南東方面、Ⓑの電停は南西方面へ向かう系統のトラムです。
2.833 (①:Centraal Stationn:1998年7月)
この写真は、中央駅のⒶ電停の様子です。今回はⒶを起点とする系統の撮影ですが、撮影場所①、②はアムステルダムで最も賑やかなDamrakと言う通りの繁華街です。
3.791 (①:Centraal Stationn~Dam:1998年7月)
この写真はDamrakです。アムステルダムの旧市街地は道路が狭く、まともに複線が敷けない道路もありますが、Damrakは道幅も広く、トラムは道路の真ん中を走っています。ところが、この付近は人が集まる割に、まともな歩道もなかったので、この写真の様に、軌道の右側車道を歩行者専用路とし、左側のみが中央駅に向かう一方通行の車道になっていました。
4.666 (①:Centraal Stationn~Dam:1998年7月)
トラム軌道の右側が歩行者専用路ですが、平日なのにこれだけ人が集まっていました。そして、自動車は軌道内通行禁止で1車線なので当然渋滞です。中央駅の周辺は、とにかく人が多く、苦肉の策としてDamrakの片側車線をつぶして歩行者専用路にした様です。こうでもしないと、トラムがまともに走れませんし、これだから、トラムが重宝なわけです。
5.642他 (②:Dam:1998年7月)
ここは、有名なダム広場の横にあるDam電停です。写真には分岐する線路が見えますが、これはダム広場を外周するループ線です。この当時は、このループ線を経由してアムステルダムの市街地を東西に横断する系統14番が運行されていました。
6.784 (②:Dam:1998年7月)
Dam電停付近もとても人が多い場所です。昼間はただただ賑やかな街ですが、夜は一転して物騒な街です。特に中央駅の地下街は昼間でも物騒でした。
7.784 (②:Dam:1998年7月)
トラムの左側の安全地帯に人がいますが、ここは電停ではありません。この人は道路を横断中のようですが、このように安全地帯があちこちにあるので、横断歩道を渡らない人が結構いました。なんでもアリです。