ローカル線の回顧録

1970年代後半から2000年頃までのローカル線の記録

第1356話 1997年南部縦貫:ギュウギュウ詰めのメルヘン(その3)

今回の南部縦貫鉄道は午後の撮影の様子です。最初の撮影は、七戸から少し歩いて街外れの七戸川橋梁付近で行いました。

 

1.キハ102 (森田牧場前~七戸:1997年4月)

午後の野辺地行の一番列車がやって来ました。この時間帯は七戸方向を撮影すると、この様に逆光となります。恐らく続行運転のハズですが、先行列車はキハ102でした。

 

2.キハ102 (七戸~森田牧場前:1997年4月)

同じ位置から七戸川橋梁を渡るキハ102を後追い撮影しました。やはり満員御礼状態です。しかし、ここで撮影をしていた人は私以外にいませんでした。

 

3.キハ102 (七戸~森田牧場前:1997年4月)

この場所は高圧鉄塔と電線が邪魔な場所ですが、この角度では視界に入らず、スッキリした写真が撮れました。

 

4.キハ102 (七戸~森田牧場前:1997年4月)

ここでは、どうしても連写してしまいます。季節は早春のはずですが、築堤には枯れすすきが「さよなら列車」の哀愁をそそります。この辺りは田園地帯なのでしょうが、七戸付近の田植えはまだ先の様です。

 

5.キハ101 (森田牧場前~七戸:1997年4月)

そして、しばらく待つと後続列車が来ました。ところが、後続列車はキハ104ではなくキハ101でした。

 

6.キハ101 (森田牧場前~七戸:1997年4月)

午前中は休んでいたキハ101ですが、やはりキハ104よりもリクエストが多かったのか?。個人的には、ここでキハ104を撮りたかったのですが・・・。

 

7.キハ101 (七戸~森田牧場前:1997年4月)

キハ101はさよならマークを付けていなかったので、一見普段通りの様に見えますが、キハ104に比べてキャパの小さいこの列車は、大混雑なので普段通りではありません。メルヘンを求めて集まった人たちは、想定外のギュウギュウ詰めのメルヘンだったようです。