この日は昼頃まで北山周辺をウロウロしていましたが、デ11とデ13しか走っていないので、いい加減飽きました。しかし、まだお昼まで時間があるので、更に日方方面に移動しました。
1.デ11 (北山~野上中:1993年8月)
気温は35℃以上あったと思います。電車は窓全開で涼しそうですが、こちらは汗だくでした。
2.デ11 (八幡馬場~北山:1993年8月)
この場所は一面田圃ですが、一度は実りの秋を撮影したいと思いました。刈入れ直前の田圃は黄金に輝き、格別な雰囲気があります。しかしそのタイミングがなかなか難しく、その後もこの場所に通いましたが、10月の訪問時にようやく期待通りのチャンスが訪れます。
3.デ13 (野上中:1993年8月)
さて、ここは野上中です。小さな無人駅には木造の駅舎が建っていました。こじんまりとした好ましい佇まいでした。
4.デ13 (野上中:1993年8月)
小さい駅には小さいデ13がよく似合います。徐々に日差しがトップライトになって来ました。
5.デ13 (沖野々~紀伊阪井:1993年8月)
沖野々辺りはすでに住宅地でした。あまり開けた場所がなく、この辺りは列車の撮影には向いていません。野上電鉄は幾度となく廃線の危機に直面しましたが、1970年代には部分廃止をして、日方~沖野々間に路線を短縮する申請を出したこともあった様ですが、オイルショックに救われて再起しました。
6.デ11 (紀伊阪井~重根:1993年8月)
木製とコンクリート製の架線柱が軌道脇に転がっています。ここは一時的な架線柱の置き場のようですが、未使用のコンクリート製はこのままどうなってしまうのか?
7.デ13 (紀伊阪井:1993年8月)
このあとは重根まで歩き、電車に乗って日方に戻りました。しかし、まだ撤収ではありません。昼食を採り、午後の部に続きますが、それは別途お伝えします。